「FXで勝つためには順張りでトレードしましょう」と言われるが、下の赤丸のタイミングでロングエントリーしていないだろうか。

出来上がったチャートを見れば、
「いやいや、赤丸で買うなんてあり得ない。どれだけトレードが下手なんだ」
と思うだろう。
しかし、そんなあり得ない場所でロングエントリーしてしまう人が大勢いる。
そして意外なのが、FXを真面目に勉強して順張りの大切さを学んだ初心者から中級レベルの人が陥りやすいということ。
順張りトレードを学んだ人は、「押し目買い」や「戻り売り」を実践すれば良いことを理解しているつもりでも、いざエントリーの段階になると本当にこの流れが続いてくれるのだろうかと不安になる。
不安になるから、上昇の流れが出てきたのを確認したくなる。
予想通りに価格が上昇していき、「よし!この流れについていこう!この流れに乗らなかったら儲けそこなう!」と思ったところが上の画像の赤丸になってしまうのだ。
上昇トレンドが継続していれば、赤丸で買ってしまったとしても、そのポジションを持ち続けていれば、利益が出る可能性が高い。相場に助けられたということ。
だから、順張りトレードがおすすめですよと言われている訳だが、エントリーポイントが悪ければ、損切りトレードになりかねない。
損切りした直後に上昇するという呪い
エントリーした直後に逆行され、一度も含み益になることなく、どんどん含み損が膨らんでいく・・・。良くある話です。
上昇トレンドが継続することを期待してこのままポジションを保有すべきか、それとも潔く損切りすべきか。はたまた難平買いした方が良いのか。それとも途転ショートか。
ポジションを持ってから色々考え始めるのが負けトレーダーの特徴だ。勝てるトレーダーは、エントリーする前に複数のパターンを想定済みで、含み損になってから慌てることは (基本的には) ない。

資金管理ができておらず、海外口座でフルレバでエントリーしていれば、50pips程度の逆行でゼロカットになるだろう。
また、損切りラインを設定していなかった場合は、大きめの陰線が3本くらい出た段階で怖くなって損切りしてしまうかもしれない。
挙句の果てには、損切りした直後に上昇していき、損切りしていなければ利益が出ていたのに!!という非常に悔しい気持ちになり、精神的ショックが計り知れない。
順張りでトレードしているのに勝てない人の特徴
順張りでトレードしているつもりなのに負けてばかりの人は、以下の事項が当てはまるかどうか確認してほしい。
- 5分足や15分足などの短期チャートだけをずっと見ている。
- 今日は上がるのか下がるのかを直近のローソク足の値動きから判断している。
- 下降の勢いを確認できてからショートエントリーしている。
- 上昇の勢いを確認できてからロングエントリーしている。
- 短期間で資金を10倍以上にしたい。
- エントリー時に損切りラインが決まっていない。
FXトレードで勝つために、順張りトレードを心がけるのは良いことだろう。ただし、大きな流れに対して順張りであると同時に、
- 安いところで買って、上がったら利益確定する。
- 高いところで売って、下がったら利益確定する。
という基本原則を忘れてはならない。
上昇の勢いを確認できてから買ったのでは遅いのだ。そこは、早期に買っていたトレーダーの利確ゾーンなのだから。
「安いところで買う」の意味
順張りを意識しつつ安いところで買えばいいのだが、実際どの辺まで下がったら買えばいいのだろうか。

出来上がったチャートを見れば、赤丸で買えばいいことになる。(最後の右端の赤丸は上昇トレンドの終盤なので危険)これは、後付けだから何とでも言えるのであって、実際はこんな上手なトレードはなかなかできない。
まぐれで勝てることがあったとしても、画像の赤丸のような無駄のないトレードを継続するのは至難の業だ。
赤丸のいずれの場所でも、エントリー直前は陰線が連続して出ていて、短期的には下降の流れの真っ最中。従って、短期的には下降の流れに逆行して買っていくことになる。
安いところで買うには短期目線での逆張りエントリーすれば良いということになりそうだが、「言うは易く行うは難し」である。このまま下がり続けないだろうかという不安との闘いになるだろう。
最終的には、「押し目買い」と「戻り売り」のタイミングを見極められるかどうかが勝負の分かれ目になるが、それは次の記事を読んでみてほしい。(答えが載っているとは限らないが…)
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