これは2022年1月17日の週のドル円1時間足チャートです。
今回は②のところ 1月19日でのショートエントリーについて考えていきたいと思います。
このポイントでは塾長や複数の受講生卒業生がショートエントリーできています。
どのように考えればここでショートエントリーできるのでしょうか。
まず日足チャートから見ていきます。赤色の矢印がショートエントリーした場所です。
この日足チャートを見ると全体的には上昇しているので、順張りするなら押し目がいを狙いましょう、と言うのが一般的な推奨かもしれません。
ポジションを長期間保有するスイングトレードであれば基本的には押し目買い戦略で良いと思います。
しかしデイトレードのスタイルの人で、毎日トレードしたい場合は、短期的に売りを入れることになります。
ところで右側の赤矢印の時点で短期的には下げてきていますが、この日は上目線下目線どちらに主軸を置いたらいいのでしょうか。
ダウ理論的には最後の押し安値を下回らない限り上目線が推奨されていますよね。
押し安値をこの赤丸とした場合は上目線ということになります。
もしその考えを採用するならば、上目線のエリアでショートするのは良くないということになってしまいそうです。
Y塾では「最後の押し安値より上に日足レベルである」という指導は行っておりません。
日足レベルで上目線、下目線、どちらにすべきなのかの基準を明確にしておくことが大切です。
なんとなくでトレードしてしまっている人は、目線を切り替える基準を決めることをおすすめします。
つづいて1時間足チャートです。全体的には下降中です。
下降トレンドラインを引くとこんな感じでしょうか。
一方短期的には上昇中とも言えそうです。
先ほどの日足チャート同様に、1時間足でも上目線下目線どちらの目線にした方が良いのか、その基準を持つことが大切です。
Y塾のやり方では、青丸辺りでは上目線、赤丸辺りでは下目線に切り替えることになります。
では次にエントリータイミングを見ていきましょう。
トレンドラインを全面的に信用して、下降トレンドが継続すると考えるのであれば赤丸の場所でショートエントリーすれば良いでしょう。
Y塾では 基本的にトレンドラインを引きませんし、赤丸の時点では上目線のため、ショートエントリーすることはできません。
では、塾長や複数の受講生卒業生が矢印の場所でショートエントリーしているのですが、どうしてそこでエントリーしたのでしょうか。
ここで詳細をすべてお話しすることはできませんので、ヒントをお伝えします。
- 前日は上目線だったが当日は下目線に切り替わっていた
- 相場心理の観点から売り圧力がかかってくることを予見していた
- その売り圧力が働いた事実を確認できた
- 下げ余地が十分にあり、リスクリワードが良かった
以上の4つがエントリー根拠です。
どこを見てどのように考えて下目線に切り替えたのか。
何をもって相場心理的な売り圧力が働くと予見したのか。
目線切り替えも相場心理も、それらはすべてローソク足から読み取っています。移動平均線などは使いません。
今回紹介した「受講生のトレード実績」では②の所でショートエントリーして 2日後に約+80pipsで利確できています。
全員ではありませんが、複数の受講生が全く同じ場所でエントリーできていますので、再現性は高いと思います。
根拠を持ってトレードを組み立てられるようになりたい、インジケーター
を使わずに相場を読めるようになりたい方はY塾にお問い合わせください。
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