今日は「エリオット波動は使えるか」というテーマで話をしてみたいと思います。
Y塾ではエリオット波動という概念は使っていません。
そんな中で、一応エリート波動はどういうものかなというのを
私なりの見解・考えを話してみたいと思います。
確か、エリオット波動については上昇5波、上昇トレンドは5波で終わって、
その後、ABCと下降3波で終わる。
この1つのサイクルでもってエリオット波動を構成されてるよということだと思います。
詳細をきちんと勉強して活用しているわけではないので
間違った認識とかあるかもしれませんが、その辺はご容赦ください。
そんな中で上昇3波目が一番長くて5波目よりも3波目が一番長くて、
そして5波目の起点は1波目高値付近にあるよというのが一般のパターンで、
5波で終わった後、ABCになるよと、そういうことだというふうに理解しています。
波形が常にこの上昇5波・下降3波で構成されているのであれば、
この3波目を取っていこう、5波目を取って行こう、3波目このC波を取っていこう
ということで、取っていこうとする場所が特定できて、
そこを狙い撃ちしてトレードを組み立てていけばいいので、
こういうふうにどんどんどん波形がエリオット波動に従って構成されているのであれば
トレードは組み立てやすいかなと思います。
上昇3波目を取っていく。
上昇5波目を取っていく。
5波目については、この1波目高値付近でということなので、
ここでロングエントリーすればいいんですけどね。
非常に簡単です。
ただ実際の相場が描く波形がエリオット波動通りになってるかというと、
私にはそういうふうには見えません。
ちょっと実際のチャートを使ってエリオット波動が当てはまるかどうか
見ていきたいと思います。
あえてエリオット波動の波形ではなさそうなポイントを
意地悪で選んでるんですけれども、ドル円4時間足チャート。
日付的には2022年8月頭から2022年9月の末ぐらいまでです。
で、これを見てみますと、上昇5波と言えるかというと、
どこで上昇3波を基点とするか、上昇5波を起点とするかですが、
私的には上昇123波目がずっと伸びていて、どこを3波の終了とするか
ちょっと読めないですね。
ここまで3波という風にしたいところですかね。
そうすると上昇5波にはなっていないということになってしまいます。
上昇1波目に5波スタートが始まるよということであれば、
この辺がちょっと近いので、上昇3波はここまで。
上昇4、5と言えるかというと、
3波目が一番長く、5波目は3波目より長くないはずというルールに従えていないので、
これもちょっと違いますよ、ということで、この選んだところの期間でいくと、
上昇5波はちょっと見当たらないということになります。
もうちょっとエリオット波動か当てはまりそうなところがあるかというと、
この辺はずっとドル円を上昇してましたからね。
ここで行ってみましょうか。
最安値がどこか。
世間、世の中的にはダブルボトムと言うんですかね。
上昇・・・ちょっとわずかに右側の方が低くなってますが、
ここから上昇トレンドが始まったよ。
ひげ先はちょっと考慮せずという風にするならば、
ここから上昇トレンドが始まって上昇1・2・3・4・5という風になるんですかね。
ただし、この1波目高値が5波基点安値との関係性が、これちょっとずれ込んじゃってるので、
これもエリオット波動の波形には合ってないよということになるんでしょうか。
そうすると、やっぱりエリオット波動のルールに当てはまる波形というのは
ほとんど発生しないように思えてしまいます。
ということで、私のエリオット波動に対する理解・知識は少ない・浅いかもしれませんが、
エリオット波動は使えるかと言われると、使えないんじゃないかなというふうに思います。
上昇5波、下降3波で1サイクルが完結するということは稀で、
もうちょっと違う、、私的には相場心理をもとに反発起点を読み取る。
そして、売り圧力が高まりそうなところで手じまいをする。
その手法の方がやりやすいかなというふうに思います。
まあそうは言っても、私はエリオット波動で勝てているんですとか、
エリオット波動と他の何か理論を組み合わせて順調に勝てていますよという人もいるかもしれません。
そういう人はそういう人で自分なりのやり方でやってもらえればいいかなと思います。
FXはトレード手法・聖杯は一つではなく、
勝てればそれが聖杯になりますので、
私にはちょっと使えるようには見えないけれども、
人によっては使える。
それはそれでいいかなと思います。
コメント
多分、エリオット波動の掻い摘んだ部分しかご理解されてないようにお見受けしました。
推進波にも2種類あって、そのうちの1つの推進波の事を仰ってるかと思いますが、3波が1番長いなんてどこにもありません。ただ、1つのルールに3波が1番小さくなる事はない。ただ、それだけです。
また、それは計算式も単純にpipsの伸びで計算するのではなく、エリオット波動は対数式に見ていくものです。
確かに、エリオット波動だけで勝てるのは中々難しいですが、ちょっと通りがかって、老婆心ながら、コメントさせていただきました。
通りすがりのトレーダーさん、コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、エリオット波動を深く追求していませんでしたので、上っ面での評価になっていたかもしれません。
ありがとうございました。
ご丁寧にコメントありがとうございます。
ただ、エリオット波動は賛否あれど淘汰されずに残ってる理論なので、お知らせしたかったまでです。
自分なりにエリオット波動を全部出回ってる書籍など全て見ましたが、敢えて必ずしも最安値からカウントする必要もなく、むしろ波のカウントリズムの大切さとプライム波に対してその副次波と分解すること、また5波フェイルもありえると記載があります。
ここまできたらなんでもあり。と思ってしまいますが、ある程度、世間でいうレンジとか見るとプライム2波目だったらプライム4波の形やその後の展開、プライム1波と仮定したところの副次波を見るとこれはプライム波は推進波のインパルス型だなと予見はできる様になります。ただ、既にこうしてプロとしてご活躍されてるので、お分かりかと思いますが、あくまで予見に過ぎず、結局、ある程度完成してみないと分からないね、と言うのが自分なりの研究した結果です。
ただこれだけで勝つ、も不可能ではないかな?経験値次第かとは思いますが。