MT4でチャートをどのように表示させるかはトレーダー次第
PCでチャートを表示するとき、モニター全体に大きく表示していますか。ローソク足から値動きをしっかり読み取れるようにしていますか。
まさか、下の画像のように上部と下部に大きな空白地帯を作って、ローソク足を短く表示していないですよね?
こんな表示の仕方では、波形をきちんと認識できないのでやめた方が良いです。
ローソク足を長く表示しよう
推奨は画像の左側のように「ローソク足を長く表示」です。
右側は左側と同じ期間のチャートです。しかし、右側のチャートは縦の長さが圧縮されローソク足が短くて値動きが読み取りずらく、波形をしっかり認識できないですよね?
ローソク足を短く表示したときのデメリット
- 値動きが平坦化されてしまい、波形を読み取りずらくなる。
- 値動きが急に速くなっても気づきにくい。
FXで勝ち続けていくためには、これから上昇する可能性が高いのか、下降していく可能性が高いのかを見極めていくことが重要です。
その見極めをするために各時間足で環境認識していくわけですが、環境認識の精度を高めるためには値動きを正確に把握して高値と安値を特定し、トレンドの状態を読み解かなければなりません。もし、上記画像右側のようにローソク足を短く表示していた場合、波形を読み取りずらくなり、良いことは何もありません。
チャート分析する時にはMT4のウィンドウをモニター全面に最大表示し、チャートの縦の長さを大きく表示することをおすすめします。
チャートの縦の長さを調整する方法
レートが表示されているチャート右端で下方向にドラッグするとローソク足を縦方向に圧縮することができます。
逆に上方向にドラッグするとローソク足を縦長に表示できます。ダブルクリックすると縦の長さを最大にできます。
ツールバーが複数行に表示されてしまった場合
デフォルトではツールバーは画面上部に横1行に表示されますが、たまに下の画像のようにツールバーが複数行に渡って表示されてしまう時があります。
原因は、MT4のウィンドウを小さくしたときに、横一行に収まり切れないパーツが2行目に勝手に移動されてしまうためです。
もしそうなったら、ドラッグ&ドロップでツールバーの配置を元に戻してあげてください。
ツールバーを1行に収めた結果が下の画像。これでローソク足を少し長く表示できるようになりました。
ツールバーを縦方向に配置すれば、チャートの縦の長さを最大限に有効活用できるので、この配置も良いですね。
稀に何かの拍子に、下の画像のようにツールバーが一切表示されなくなる場合があります。これはこれでチャートを大きく表示できるので良いですが、ツールバーのボタンを押したくても押せません。
これは、全画面表示モードになっているのが原因ですので、F11を押すか、メニュー:「表示 → チャート全画面表示」を選択して、全画面表示を解除します。そうすれば、ツールバーが表示されます。
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