トレード添削1:ユーロ円勝ちトレード

トレード結果

トレード添削1件目です。

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・通貨ペア EUR/JPY

トレード結果
サーバー時間
2021/3/23 04:30:02 129.704 売り
2021/3/24 03:22:50 128.602 利確
100pips位?

・環境認識
週足のサポレジは抜けましたが、日足のサポレジと思われるところに当たり形が出たらエントリー、フィボナッチ38.2迄戻ることを想定しました。

・4時間足
1、ネックライン実体抜け(紫のサポレジ)+チャネルラインを抜けたことを確認。
2、ネックライン(紫のサポレジ)に対してフィボナッチ61.8に指値(本エントリー②)
 利確は下のサポレジ付近(128.6付近)
3,ネックライン(紫のサポレジ)が抜けた波に対してフィボナッチ61.8に指値(本エントリー①)
利確は4時間足(日足?)のトレンドの波に対してフィボナッチ38.2
4,ネックライン抜けた波に対してフィボナッチ50%タッチした後、ローソク足の安値を抜けて来たのでお試しショートエントリー
利確はフィボナッチ38.2当たり

損切りは一旦最高値

※エントリー根拠としては、
日足のサポレジに当たり、4時間足のチャネルラインを抜け且つ重要だと思われるネックライン(紫のサポレジ)が抜けた事。

結果的に本エントリーは掛からず、お試しのみショートエントリー
129.704にてショートエントリー→128.602にて手動決済しました。
※ちなみに全エントリーした場合損切りは資金の2%以内位に収まるようロット調整してます。

別途、CADJPY、ポンド円、AUDJPYも同様に指値入れてましたが掛かりませんでした。。

ユーロ円 日足チャート:
ボリンジャーバンドや長期移動平均線が表示されていますが、トレード戦略には使用していないようでしたので、とりあえず表示してあるだけのようですね。

ユーロ円 4時間足チャート:
MACDの所に「ダイバージェンス」と書かれているので、反転下落のサインとして活用していたのかもしれませんね。

添削内容

ユーロ円で約110pips の勝ちトレード。

ポジションの保有時間は約23時間。

トレード結果は「素晴らしい」の一言です。

週足、日足レベルの環境認識

では、長期足の環境認識から確認していきます。

・環境認識
週足のサポレジは抜けましたが、日足のサポレジと思われるところに当たり形が出たらエントリー、フィボナッチ38.2迄戻ることを想定しました。

「週足のサポレジ」がどこを指しているのか分かりませんでしたが、2019年高値と2020年高値の127.48 付近のことであれば、確かに2021年2月15日の週に上抜けています。

「日足のサポレジ」として 130.43 に引いていますが、どのように考えて 130.43 に日足のレジスタンスラインを引いたのでしょうか。日足のレジスタンスラインをどこに引くかで、トレード戦略が変わってきますので、気になるところです。

2021年1月18日を上昇トレンドの基点として、そこから日足のレジスタンスラインまでの値幅に対するフィボナッチリトレースメントの 38.2% までは押し目を形成していく(調整局面に入る)のではないかと考えたのですね。了解しました。

4時間足レベルの環境認識

・4時間足
1、ネックライン実体抜け(紫のサポレジ)+チャネルラインを抜けたことを確認。

※エントリー根拠としては、日足のサポレジに当たり、4時間足のチャネルラインを抜け且つ重要だと思われるネックライン(紫のサポレジ)が抜けた事。

1.ネックライン(3月16日の安値)を確実に下に割ってきたことを確認し、下降トレンドに転換すると読んだわけですね。良いと思います。
「チャネルラインを抜けた」とありますが、おそらく2月4日からの上昇トレンドラインのことですね。上昇トレンドにおける安値側がトレンドライン、高値側がチャネルラインですね。
トレンドラインを下抜けて上昇の勢いが無くなってきたと読んだ点は良いと思います。

トレード戦略

・4時間足
2、ネックライン(紫のサポレジ)に対してフィボナッチ61.8に指値(本エントリー②)
 利確は下のサポレジ付近(128.6付近)
3,ネックライン(紫のサポレジ)が抜けた波に対してフィボナッチ61.8に指値(本エントリー①)
利確は4時間足(日足?)のトレンドの波に対してフィボナッチ38.2
4,ネックライン抜けた波に対してフィボナッチ50%タッチした後、ローソク足の安値を抜けて来たのでお試しショートエントリー
利確はフィボナッチ38.2当たり

損切りは一旦最高値

2番と3番はフィボナッチリトレースメントでの指値エントリー設定、4番はプライスアクションを基にした成行きエントリーですね。

2番と3番のような指値エントリー設定は、「下がり始めたのを見てからの追っかけエントリー」に比べて上の方でショートエントリーできるので、期待通りの動きになれば利幅を稼げるのが良い点です。

一方、フィボナッチを使用して”ある程度いいポイント”まで戻ってきたらエントリーするけれども、61.8 まで戻らずに下がっていったらエントリーできなくても仕方ないと割り切れるかが気になるところです。

別途、CADJPY、ポンド円、AUDJPYも同様に指値入れてましたが掛かりませんでした。。

もし、今回のように上の方で設定していた指値に届かずエントリーできなかったことが課題であり、それを解決したいのであれば、お試しエントリーとなった「プライスアクションを基にしたエントリー」に重きを置くスタイルに変更してもいいかもしれません。

利益確定の目標ライン

利確は4時間足(日足?)のトレンドの波に対してフィボナッチ38.2

上昇波の値幅に対する 38.2% までは調整の下落発生しやすいという考え、または統計結果に基づいた利確設定だと思います。

Y塾では異なる観点で利確設定することを推奨していますが、フィボナッチでの目標設定も1つの目安としては あり だと思います。

結果的には今回の利確ポイントは良かったと思います。

資金管理

※ちなみに全エントリーした場合、損切りは資金の2%以内位に収まるようロット調整してます。

別途、CADJPY、ポンド円、AUDJPYも同様に指値入れてましたが掛かりませんでした。。

ユーロ円では3分割の想定エントリーに対して1つのポジションしか持てませんでしたので、 今回のトレードでは許容損失 0.7%のロット数だと思われます。

もし、CADJPY、ポンド円、AUDJPYも含めて全体で2%の範囲内で収まるようなロットに調整していた場合、今回のトレードは許容損失 0.5%未満になる計算です。

いずれにしても個人的には かなりリスクを限定しているという印象です。

連敗しても相場から撤退しないことを最重要視する場合には、低レバレッジが有効ですが、「一定期間である程度の大きなお金を稼ぐためにFXをしている」ことを想定すると、もう少しレバレッジを引き上げても良いのではないかと感じました。

総評

日足や4時間足などの長期足でトレードを組み立てることで、細かい値動きに振り回されない今回のトレードはとても良いと思います。

フィボナッチリトレースメントで押し戻り具合をはかるのは1つのやり方としては有効だと思いますが、フィボナッチ以外の視点で「反発ポイント」や「大きく動き出す基点」を見極められないか検証してみることをお奨めします。

資金管理の面では、「どれくらいの期間でどれくらい稼ぎたいのか」の目標が定まっていないのであれば、まずは資金面での目標を設定してみてください。

現在の2%ルールのロット数を複利で回した場合、目標額に到達するのが何年後になるのかをシミュレーションし、もし、非現実的な年数になってしまう場合は、ロット数をある程度引き上げるなどの対策が必要でしょう。

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